ビジネスシーンで要注意ワード

2016.11.30

「上には上がいる」は、「いる」ではなく「ある」が正解

本日のチェックワード 31「上には上がいる」

先輩A「青木さん、3年連続で社長賞の候補に上がっているんだって」
後輩B「坂井さんも2年連続ですが、上には上がいますね

「この人が最も優れていると思っていても、さらに優れた人がいる」という意味で、『上には上がいる』という表現がよく使われます。しかしこれは誤りで、正解は「上には上がある」。人の行動だけでなく、モノに対しても使うため、「ある」という言い方をします。「人以外でも使う」ということを覚えておくと、誤用を避けられるうえ、使うシーンが拡がります。

この使い方ならOK

・すばらしい仕上がりです。試作品もいいと思ったけれど、上には上がありますね。

監修/篠崎 晃一(Shinozaki Koichi)

東京女子大学教授。専門は方言学、社会言語学。『例解新国語辞典』(三省堂)編修代表や、テレビ番組「ワーズハウスへようこそ」(日本テレビ系)の監修など幅広い分野で活躍。『えっ?これっておかしいの!? マンガで気づく間違った日本語』(主婦の友社)など、日本語の誤用に関する著書も多い。

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