ビジネスシーンで要注意ワード

2016.11.18

「準備」の本来の意味は、わかっている未来への備え

本日のチェックワード 30「準備」

上司A「最近、地震が多いね」
メンバーB「災害対策として、各フロアにも防災グッズを準備してあります

何気なく使われている『準備』という言葉ですが、実は「これから起こるとわかっていることに対して、必要なモノを用意したり、態勢を整えたりすること」という意味があります。つまり、災害など起こるかどうかわからないことに対しては使わないのが特徴。起こるかもしれない事態には、「備える」「用意する」などの表現の方が適切です。

この使い方ならOK

・災害対策への備えとして、防災グッズの点検をしておきます。
・イベントの準備は進んでいますか?

監修/篠崎 晃一(Shinozaki Koichi)

東京女子大学教授。専門は方言学、社会言語学。『例解新国語辞典』(三省堂)編修代表や、テレビ番組「ワーズハウスへようこそ」(日本テレビ系)の監修など幅広い分野で活躍。『えっ?これっておかしいの!? マンガで気づく間違った日本語』(主婦の友社)など、日本語の誤用に関する著書も多い。

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