ビジネスシーンで要注意ワード

2016.10.05

「手が離せない」は自分を優先する言葉

本日のチェックワード 25「手が離せない」

(電話で、担当者への取り次ぎを頼まれて)
山本は今、手が離せないので、のちほどかけ直すとのことです。

社外からの電話を取り次ぐ場面では、「どんな受け答えをすればよい印象を持ってもらえるか」を考えることが大切。社内の担当者が「今、手が離せないので後でかけ直します!」と言ったとしても、そのまま相手に伝えるのはNG。「手が離せない→自分の電話より他の用件を優先している」と受け取られてしまう可能性があるからです。すぐ電話を取り次ぐのが無理でも、「こちらからご連絡を差し上げたいそうですがいかがでしょうか」と伝えて、相手を大事に扱っていることを印象づけましょう。

この使い方ならOK

・お待たせして申し訳ありません。山本が、のちほどこちらからご連絡差し上げたいそうです。
・山本が、4時過ぎに改めてご連絡差し上げたいと申しておりますが、いかがいたしましょうか?

監修/篠崎 晃一(Shinozaki Koichi)

東京女子大学教授。専門は方言学、社会言語学。『例解新国語辞典』(三省堂)編修代表や、テレビ番組「ワーズハウスへようこそ」(日本テレビ系)の監修など幅広い分野で活躍。『えっ?これっておかしいの!? マンガで気づく間違った日本語』(主婦の友社)など、日本語の誤用に関する著書も多い。

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