ビジネスシーンで要注意ワード

2016.08.04

「潮時」はポジティブな内容にも使う言葉

本日のチェックワード 18「潮時」

Aメンバー「参加者も少ないので、勉強会は今月で打ち切りにしようかと思います」
B上司「潮時だね」

「潮時=やめ時」と思い込んでいませんか? 本来は「何かをするのに最適な時期」という意味なので、「プロジェクト開始の潮時」などポジティブな内容にも使う言葉です。ここを誤解していると、『潮時』と聞いただけで、「ああ、ストップするんだな」と考えてしまい、求められている行動をとれない場合もあります。どちらのニュアンスなのか、注意して文脈をつかむようにしましょう。やめることを強調したいなら、「やめ時」などニュアンスがさらにはっきり伝わる言葉に言い換えてもいいでしょう。

この使い方ならOK

・10月あたりが新サイト立ち上げの潮時だと思います。
・そろそろ商品切り替えの潮時かもしれませんね。
 

監修/篠崎 晃一(Shinozaki Koichi)

東京女子大学教授。専門は方言学、社会言語学。『例解新国語辞典』(三省堂)編修代表や、テレビ番組「ワーズハウスへようこそ」(日本テレビ系)の監修など幅広い分野で活躍。『えっ?これっておかしいの!? マンガで気づく間違った日本語』(主婦の友社)など、日本語の誤用に関する著書も多い。

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