リサーチ

2016.06.29

30~35歳の育休取得女性の11.5%が育休期間中に"学び"を実践

最大の理由は「仕事のためのスキルアップ」

育休中は、どの女性も子育てにかかりきり…と思いきや、スキルアップのために赤ちゃん片手に勉強するママさんたちがたくさんいた!

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厚生労働省の「人口動態統計月報年計」(平成27年) によると、日本の平均初産年齢は30.7歳。30~34歳での出産(第一子以外も含む)が全体の36.3%を占める結果となった。また、厚生労働省の「雇用均等基本調査」(平成26年)では、女性の育児休業取得率は86.6%となり、取得期間10カ月以上が半数である。
 
管理職の数が増える30代はキャリアアップとしてもとても重要な時期であり、またちょうど同じタイミングで「初産→育休取得」という流れになるケースが多いということになる。
 
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育休期間を、単に「子供を育てるための休職」と捉えるのではなく、復職を視野に入れ、仕事のための“学び”を実践した30~35歳の女性の割合は11.5%。この数字を多いとみるか少ないとみるかは判断の分かれるところだろう。しかし、「管理職へのステップアップの年代」であり「10カ月以上というまとまった期間」がとれるという育休期間の実状をみると、「働くママ」にとっては、スキルアップの大きなチャンスとなっているのだ。

 
具体的に学んだ内容をみると「パソコン」「英語」「簿記」など、業務に直結したスキルのほかに、「ファイナンシャル・プランナー」「ケアマネージャー」などの資格取得を図るケースも多い。
 
三井住友海上火災保険株式会社で実施している『ワーキングママ支援プログラム』では受講料全額会社負担で約130コースのeラーニングを受講できる。このように育休中のスキルアップのサポート制度を設けている企業も増えている。
 
また、育休ママを受け入れる資格スクール側でも、託児所や育休中の受講料ディスカウントといった優遇制度を設ける動きも出てきた。こういったケースは今後ますます増加すると考えられる。
 
 
【出典】「2016年トレンド予測 社会人学習領域」(株式会社リクルートホールディングス)をもとに作成
 
作成/MANA-Biz編集部
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