ビジネスシーンで要注意ワード

2016.04.06

「割愛」

本日のチェックワード 2

以下、変更のない点は割愛させていただきます。

プレゼンテーションで時間が足りないとき、「時間の関係でこの部分は割愛いたします」と発表することはありませんか? 

『割愛』は、「惜しいと感じるものを思い切って切り捨てたり、省いたりする」という意味の言葉。「省略する」と同じニュアンスで使うケースが多いですが、正しい意味を知っている人だと、「割愛ということは、省いたところに実は重要な内容が含まれているのでは?」と深読みしてしまうかも。

誤解を与えないために、「省略させていただきます」と言い換えるようにしましょう。

この使い方ならOK

・他にも貴重なご意見をたくさんいただきましたが、断腸の思いでご紹介を割愛させていただきます。

・変更がない部分は、説明を省略します。

監修/篠崎 晃一(Shinozaki Koichi)

東京女子大学教授。専門は方言学、社会言語学。『例解新国語辞典』(三省堂)編修代表や、テレビ番組「ワーズハウスへようこそ」(日本テレビ系)の監修など幅広い分野で活躍。『えっ?これっておかしいの!? マンガで気づく間違った日本語』(主婦の友社)など、日本語の誤用に関する著書も多い。

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