ビジネスシーンで要注意ワード

2017.09.22

青田は刈らずに買うのが正解

本日のチェックワード 47「青田刈り」

「インターンシップも青田刈りの一種になるんでしょうか」

 ちょっとした世間話で上記のような言い方をよくしますが、なんとなくおかしいと感じませんか?
 実はこのフレーズは「青田買い」の間違いです。青田買いとはそもそも、「稲がまだ熟さない青々とした田んぼから米の収量を見積もって買い入れること」という意味。そこから転じて、「企業が、優秀な新入社員を確保するために就活シーズンの前に内定を出すこと」といったニュアンスで使われるようになりました。稲は苅るものであることから「青田刈り」と勘違いしていた人は、この機会に正しい言い方を覚えておきましょう。

監修/篠崎 晃一(Shinozaki Koichi)

東京女子大学教授。専門は方言学、社会言語学。『例解新国語辞典』(三省堂)編修代表や、テレビ番組「ワーズハウスへようこそ」(日本テレビ系)の監修など幅広い分野で活躍。『えっ?これっておかしいの!? マンガで気づく間違った日本語』(主婦の友社)など、日本語の誤用に関する著書も多い。

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