リサーチ

2017.05.26

再就職希望の女性が必要な力とは?

企業が求める「プレゼン」と「コミュニケーション」のスキル

子育て等で現在未就業でありながら、将来的に職場復帰をしようと考えている女性は多い。だが、再就職を希望する女性の学習意向スキルと、雇用側企業が求めるスキルとの間でミスマッチが生じている。再就職を確実にするためには、企業が求めるスキルを把握し、身に着けていくことが必要だ。

「NTTコム リサーチ」の調査データ「再就職希望の女性と雇用側の意識格差に関する調査結果」によると、未就業女性が学びたいと考えているスキルは、「パソコン操作」「外国語」が1位、2位を占めている。一方、企業側が求めるスキルとしては、パソコン操作は1位と女性側とマッチしているが、その次には「コミュニケーション能力」「ビジネスマナー」が上位に並ぶ。両方とも女性側の学習意向は低く、企業と再就職希望の女性との間での必要スキルの認識にミスマッチが生じていることは明らかだ。
 
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女性側が能力不足だと感じるスキルと今後学びたいスキルの数値の差に注目してみよう。「コミュニケーション能力」や「ビジネスマナー」「プレゼンテーション能力」などの数値差が大きく、能力不足を感じているものの、学習意欲は高くない項目が複数ある。
 
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企業側が求めるスキルとしてこの3項目は2位、3位、5位といずれも上位で、企業が求めるスキルにも関わらず、女性側はあまり学習をしていないという現状が見えてくる。
 
再就職するためには、自分が必要だと考えているスキルだけではなく、企業側が求める能力についてのスキルアップも考慮すべきだ。逆に考えれば、再就職を目指す女性が増える中、企業の求めるスキルを把握することはアドバンテージとなる。多くの企業が人材に求めている「コミュニケーション能力」や「ビジネスマナー」「プレゼンテーション能力」に焦点をあててスキルアップすれば、再就職活動で優位になる可能性が高くなるに違いない。
 
 
(出典)「再就職希望の女性と雇用側の意識格差に関する調査結果」(NTTコム リサーチ/実践女子大学)をもとに作成。
作成/ワークスタイル研究所
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